リスト・カール
あらゆるスポーツに必要な手首の強化のために、リストカール!
筋肉が収縮すると、手のひらが前腕内側の方向へ移動して手首関節の屈曲が起こります。
この動きは手首関節で起こります。抵抗が大きいときには、橈側手根屈筋(非常に弱い筋肉)、浅指屈筋および長掌筋の主な役割は、手と指の骨を動かすことです。
手首関節の屈曲とこれに関係する筋肉は、物を投げたり打ったりする動作を必要とするほとんど全てのスポーツにおいて、とても重要です。
具体的には、野球、フットボール、やり投げ、バレーボールやバスケットボールのパス、シュートなどです。
物を打つ動作としては、テニスのサーブ、スマッシュ、およびフォアハンドのストローク、そしてバレーボールのスパイクなどがあります。
リストカールで強化される筋肉は?
前腕前部(掌側):尺側手根屈筋、前腕屈筋群
リスト・カールの運動方法は?
リストカールは、一般的に3つの姿勢のいずれかひとつを使って行います。
立って腕を身体の両脇に垂らした姿勢、ひざまずいて前腕を両方の腿にのせた姿勢、座って前腕を両方の腿にのせた姿勢。
安定性、筋肉にかかる負荷ともに一番大きいのは、ひざまずいた姿勢です。この姿勢でトレーニングを行えば、可動域をフルに使用することができ、動きが重力に逆らうという点で効果的に負荷がかかるからです。
また、バーベル、ダンベル、ケトルベルなどさまざまなウエイトを使うこともできます。どのウエイトを使ってもほとんど同じ程度の効果が上がるため、どれでも好みのもの、あるいは使えるものでトレーニングを行って構いません。