ダンベル・フライ
ベンチにあおむけになった状態で行うトレーニングです。
両手にダンベルを持ち、肩甲骨を寄せます。
肘を120度ほどに曲げ、ゆっくりとダンベルを下します。
肘、肩、背中が一直線になるまで下ろしたら、ゆっくりと腕を、地面と垂直になる所まで持ち上げます。
ダンベル・フライで強化される筋肉は?
肩甲帯:小胸筋、前鋸筋
肩関節:三角筋前部・鳥口腕筋、大胸筋
肩関節では、水平内転としても知られる水平屈曲があります。
この動作では腕は両手のひらを上向きにして身体の両側から前に上げ、身体の長軸に対して常に垂直になるようにします。
肩甲帯では、肩甲骨の外転があります。つまり筋肉は、肩甲骨を脊椎から助骨の両側へ向かって引っ張る動きがあります。
ダンベル・フライは、大胸筋全体を発達させる、最高のエクササイズ
ダンベル・フライ!スポーツへの応用は?
肩関節水平屈曲と肩甲帯外転の組み合わせは、前方に腕を伸ばしたりつかむといった動作で重要である。
これらの動作は、体操(吊り輪、平行棒、床運動)、ボクシング(振りまわすようなスイング)、空手(さまざまなパンチ)、アメリカン・フットボール(ブロックとタックル)、パワーリフティング(ベンチ・プレス)等のスポーツで見られます。