ラテラルレイズ
ラテラルレイズは、肩関節の柔軟性を高め、肩全域を鍛えるエクササイズ
ラテラル・アーム・レイズは、僧帽筋と棘上筋の発達を促す上で最も効果的なエクササイズの一つです。
しかし、その効果は運動動作をどう行うかによって大きく左右されます。
例えば、腕を伸ばした状態で頭方向に全稼動域を使うように上げると、肩関節の柔軟性を得られ、三角筋を最大限に収縮することができます。
さらにこの運動には、大胸筋上部と二頭筋の長頭が関与します。しかしながら、正しい方法でラテラル・アームレイズをやっている人はほとんどいません。
腕を曲げて上げているか、またはスイングを加えて水平状態までしか上げていないのです。
これでは、肩の筋肉を完全に使用せず、前部と中間部のごく一部のみの発達にとどまってしまう。またこの動作では、鎖骨付近の大胸筋と二頭筋の長頭がかなり参加することになり、三角筋後部に与える影響はほとんどなくなります。
ラテラルレイズで強化される筋肉は?
肩関節:三角筋、棘上筋、僧帽筋
ラテラルレイズの運動方法は?
両足を肩幅かそれよりやや広く開き、つま先をわずかに外側に向けて、バランスのとれた姿勢をとります。
左右の手に一つずつのダンベルを握ります。(ダンベルのシャフトは、身体に対して前後の方向に向く)
両腕を曲げないようにして、側面方向にできるだけ高く挙げる。最低でも、水平より高くあげる必要があります。
ダンベルを挙げるにしたがい腕はやや曲げても良いが、肘の位置は横のまま保ちます。(ウエイトが軽いときは腕をのばしたまま行います)
腕をゆっくりコントロールしながら体側におろし、必要回数これを繰り返します。