ペクトラル・フライ ( ペック・デッグ )
ペック・デッグは、最も人気の高い胸部を鍛えるマシーンエクササイズです。
胸部を鍛えるための、人気のマシーンエクササイズの一つにペック・デックがあります。
この種目はかなり人気があるので、マシンメーカー各社が胸部を鍛える同様なタイプのマシーンを製造しています。
身体にあったマシーンを使うと比較的容易に鍛えることができますが、全てのマシーンが調整可能なものとは限らないですし、スタート位置が不自然なものもありますので、使用する際はチェックしてくださいね。
肩関節の水平位内転と肩甲帯の外転が組み合わさった動きは、前方の物を取る時や物をつかむ時にたいへん重要です。
体操における吊り輪、平行棒、床運動、ボクシングのフック、マーシャル・アーツでのパンチ、野球のサイドスロー、フットボールにおいて横方向の相手をつかんだりリタックルする時、パワーリフティングのベンチプレスなどにおいてこの動きが見られます。
ペック・デッグ(ペクトラル・フライ)で強化される筋肉は?
肩甲帯:小胸筋
肩関節:三角筋前部、鳥口腕筋、大胸筋
ペック・デッグの運動方法は?
マシーンのハンドルに向かってシートに座ります。
前腕を垂直状のハンドルのパッドにあてます。肘を含む前腕部をパッド全体にあて、上腕が上体に対し直角になるように位置を決めます。
足を肩幅ぐらいで固定し、膝を90度に曲げて、脊柱を背あてにしっかりとあてましょう。
位置が決まったら上腕を水平方向へ内転させパッドを前方腕が向き合う方向に押します。
肘が身体の前になり内側まできたら、筋肉の緊張をやや緩めスタート位置に戻します。戻す時は十分に動きをコントロールします。
前方に押し出すときに息を吐いて止め、スタート位置に戻す時に息を吸いましょう。