スポーツ種目別の身体の使い方をご説明!
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ウエイトリフティング・Weight Lifting
その名の通り重量を持ち上げることを競い合うスポーツですから、何といってもウエイトを使ってパワーとテクニックをトレーニングする必要があるわけですね!
ウエイトリフティングの動作におけるタイミングとコーディネーション(調整力)は、おそらく他のどんな種目よりも重要となるかもしれません。大きな負荷を持ち上げられるパワーだけでなく、機敏さ爆発的なスピードが、瞬間的に出せる能力が必要になります! |
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テニス・Tennis
サーブ、ショット、リターンと、ひとつひとつの動きの中で絶えず違った刺激(相手の動きやボールの動き)に対してできるだけ速く反応する能力が必要なスポーツです。
また反応のタイミングとともに、ショットの速度、スピンのかけかたといったスイングを巧みに操る動作が要求されますね!そのポイントになるのがパワーコントロール。力強いスイングをしながらも上体をコントロールしボールの方向を定める。そのためにも全身の絶対筋力の強化は欠かせません。 |
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サッカー・Soccer
足でボールをコントロールしながら走り、止まり、フェイントをし、ダッシュと絶え間なく下半身に様々な動作を強いるスポーツです。
もちろん、走る能力だけではなく、ボールの扱いやキックという動きにもスピードが要求されます。
ボールをコントロールする能力のほとんどは生まれつきのものとも言われますが、反射神経、敏捷性などはトレーニングで養うことはできます。強く速い足の動きと強い足首がやはりキーポイントとなります。 |
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ベースボール・BaseBall 野球
広範囲の多用な技術や動きが必要となるスポーツです。
全速で走る、バットのスイング、ボールを投げるといったスピードや瞬発力とともに全身の柔軟性大切です。
上体の筋力を増せば投げるスピードが、手首の回転、脚のふんばり、腰の回転能力を高めれば力強いスイングが、さらに下半身の強化でダッシュ力が、と全身の筋力が大切になってきます。 |
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スケート・Skate
スキー競技と同様に、スピードをコントロールするための強い脚力が要求されるとともにスタート時における瞬発力加速力などが必要となります。
また脚の筋持久力、敏捷性、バランスといった能力も大切です。
ウエイトトレーニングによって全身の絶対筋力を強化することで身体のバランス・コントロールが良くなることは言うまでもありません。 |
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ラグビー・Rugby
ラグビーは激しいぶつかりあいのスポーツです。ブロック、タックル、ジャンプなどのパワーを基本とし、ダッシュ、スタミナとあらゆる能力も必要となります。
ボールを持ってランをするとき、タックルしてくる相手を押し返す能力を高めるためにも、走りのパワーの強化が重要なトレーニングであることは言うまでもありません。ウエイトトレーニングにより、筋肉の量を増すとともに、全身の絶対筋力の向上を徹底させ、パワーのベースを作ることが大切です。 |
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バイシクル・Bicycle
ロードレース・スプリントといった競技内容によっても異なりますが、基本的にはその推進力に直接結びつくのは何といってもペダルを回転させる強い脚力と言えるでしょう。
さらに、その脚力による回転トルクをより効率良いものとするために、ハンドルを引く腕、あるいは背中といった筋力も欠かせない強化部位に含まれます。 |
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バスケットボール・BasketBall
バスケットボールは、一人で多くの動きを敏捷に行う能力が必要となります。コートを走りまわることに始まり、ジャンプ、踏み込み、ピボットという動作をスピードを殺さずに、しかも弾むボールをコントロールしながら行うというテクニックが重要になります。
ハムストリングス、大腿四頭筋といった下半身の強化にしても、ジャンプ力、ダッシュ力、持久力と目的に合わせた効率の良いトレーニングが必要となります。 |
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スキー・Skiing
ダウンヒル・スキーなどの競技では、時速100km以上になることもあります。そうしたスピードをコントロールするためにも先ず第一に強い脚力が要求されるスポーツと言えるでしょう。
競技力向上の為には、さらに空気が希薄な高地でのスポーツという性質上、高い心肺循環機能、スキルトレーニング、柔軟な脚力や腰の回転力といった能力も養わなくてはなりません。 |
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ハイジャンプ・HighJump
ハイジャンプを成功させるためには、バーへ向かってより速く、より長く助走することが大切で、地面を離れる時に足をバーに近く、まっすぐのポジションにするのを助ける筋肉も欠かせません。
さらに助走中の水平方向のスピードをジャンプの際に垂直方向のスピードに変える能力も重要となってきます。パワー、スピード・トレーニングを集中的に行いジャンプ力の向上を目指しましょう。 |
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ランニング・Running
長い時間、エネルギーを作り出す能力が問われるスポーツです。推進力はスプリントと同じように下半身の筋肉が中心となって働きますが、長時間走り続けるために、上半身や腕のポジションあるいは振りといった全身のバランスも大切な要素となってきます。
アネロビック能力や瞬発力を目的とするトレーニングではなく、筋持久力の向上を目的とした適切な負荷ならびに回数でのトレーニングが必要です。 |
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ハードル・Hurdle
走るというスピード動作に加えて、ハードルを飛び越えるパワーと敏捷性が重要となってくるスポーツです。
下半身の筋力のみならず、推進力を効果的に高めるために腕の振りや、ジャンプ時の腰の回転や腹筋など、身体全体の筋力の調和が問われる種目とも言えるでしょう。 |
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ゴルフ・Golf
フォームの改良やテクニックの上達がスコアアップに微妙に関係してくることは言うまでもありませんが、筋力を整え余分な脂肪を落とし、強い心肺能力を作り上げるコンディショニングも重要な鍵となります。
効果的なショットを打つための下半身のバランスは、やはり脚力の強化が最重要であり、腹部、手、前腕、体幹の回転部、背部の筋力強化あるいは柔軟性を高めることで、全体的なテクニックも向上しショットもさらに自由に選べるようになるでしょう。 |
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空手・Karate
空手は技とスピードを競うスポーツとされていますが、その基礎となるのがやはりパワーです。
パワーのある人とない人では破壊力が違います。上半身の筋力やパワーもさることながら、下半身がしっかりしていなければバランスも悪く、身体の動きは鈍くなってしまいます。
さらに、股関節、腰をはじめとした全身の柔軟性、反射神経なども重要な要素となります。 |