バイセップス・カール
バイセップス・カール!軽めのウエイトで正しいテクニックを身につけるのがポイント
バイセップス・カールが最も真価を発揮するのは、懸垂をする、ロープを登る、鉄棒や平行棒など体操で身体を持ち上げるときなどに見られる持ち上げ動作をしている時です。
ウエイトリフティングでも、スクワットの前にクリーンで頭上にさしあげるときなど、バーをできるだけ高く挙げようとしている時に非常に重要です。
レスリングとフットボールでも、相手をつかんだり、きつくつかまえたり、押さえたりするときにこの動きを必要としますし、武道でも、投げの体勢にもっていくため相手を引っ張るときにこの動きが用いられます。
この動作は、野球(ボールを投げようと手を振り上げるとき)などでも見られます。
バイセップス・カールで強化される筋肉は?
肘関節:上腕二頭筋、上腕筋、腕橈骨筋
バイセップス・カールの運動方法は?
左右の足を肩幅の広さに開いて立ちます。逆手でバーベルを持ち、バーを腿の上部に当てます。
腕を伸ばし、肘はわずかに両脇につける。胸を高い位置に保ったまま、肘関節を力をこめて曲げます。バーが胸の最上部につくまで挙げます。
動作中、両肘は常にバーの後ろにくるようにするため、同じ位置になければなりません。
コントロールのとれた状態でバーベルを元の位置にさげます。